告白

君が好きで君が好きで君が好きで君が好きでたまらないから絶対にこの気持ちは教えてあげないいつかは破綻する関係を結ぶくらいなら手に入らないほうがましなんだ

 方策

君が僕の事を嫌いと言うのならば 僕は君の瞼の裏からも消える努力をしよう 君が君の事を嫌いと言うのならば 僕は君が嫌う自分を全て聞いてあげる そしてその全てを否定してみせるよ

 恋文

電脳世界を気ままに泳いでいた 戯れに開いたカレンダーを眺めているうちに思い出す 君の記憶 幸福なことにその日生まれて来た友人はいなかった 本当は同じ月ですら吐き気を催すけれども

  循環

なにかもやもやとしたものがたまっているんだけれども 君ならどうする と君が尋ねた 君に足りないものは狡猾さだよ